夏の編み物ダイエット

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冬に産まれてくる子どものためもあって、今年は夏から編み物を始めました。
もともと趣味のひとつに編み物があったのですが、こんなに暑い中で編むのははじめて。
冷房を入れないと毛糸を持つ手がじっとり汗をかいてきて、毛糸がすべるように手繰れず苦戦します。
暑すぎて毛糸自体に触るのが嫌になるので、冷房は必須です。夏の編み物で苦労するのは、編むだけじゃなくて、毛糸を探すことです。
冬とは違いお店で買える毛糸の種類が少ないです。しかも夏用ニットの綿モノがたくさんあって、ウールやモヘアの新作はぜんぜんありません。
やるなら冬のうちから毛糸を買い貯めておくか、ネットで買うことになります。
それにしても、編み物はダイエットに最適の趣味です。“食べながら”ができないからです。
集中して両手を使うので、食べたり飲んだりするのが難しいのです。模様を編んだり数を数えるときはテレビすら見れません。
気をつけないと熱中症になるので水分補給だけは忘れずにしようと思います。

デザイナーは“パクる”

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私はデザインについて学んだことはなく、論評出来るような見識はありません。
デザイン業界の裏事情も知らないので、暴露話へのご期待に添うことも出来ません。
なので、今回のエンブレム盗作疑惑に対して何らかの有益な知見を提供出来る立場にないことを予めお断りしておきます。

では、何故この日記を書いているかというと、かれこれ四半世紀前の若い頃に2年ほど、グラフィック・デザイナーと組んで仕事をした経験があって、今回の事件には色々考えさせられることが多いからなのです。
あと余談ながら、私がパッケージをデザインした商品がまだわずかに市場に出回っているはずで、私も“デザイナー”の端くれだと僣称すれば出来なくもありません(笑)。

私がデザイナーと組み始めた時、そもそもグラフィック・デザイナーがどういう仕事をするのか全く理解しておらず、まずそれを把握することが必要でした。ファッション・デザイナーや建築デザイナーなら完成品が明確なのですが、グラフィック・デザイナーの場合は印刷物全般をデザインするので、扱う範囲が非常に広いんです。スーパーのチラシの割り付けをしているデザイナーもいれば、オリンピックのロゴを作るデザイナーもいます。この幅の広さ、曖昧さが今回の事件を読み解く鍵になるのかも知れません。

私が組んだデザイナーは、若くして業界の賞を受けた人や、その後大企業に移籍して名前をしばしば見かけるようになった人や、博報堂出身(笑)の人など様々でしたが、彼らを見ていてまず思ったのは「グラフィック・デザイナーはゼロから何かを生み出す人ではない」ということでした。
イラストレーターなら、白紙に絵を描いていきますし、写真家なら新しく写真を撮ります。しかし、グラフィック・デザイナーの場合は自分でイラストは描かず、他人が描いたイラストや写真を組み合わせ、それに他人が書いた文字を適切な書体、大きさ、位置に配列するのが仕事なのです。「人の褌で相撲をとる商売」というとちょっと語弊があるかも知れませんが、デザイナーを貶める意図は全くありませんよ。でも、セーフとアウトのギリギリのところで“パクる”んですね、デザイナーは。
今回、佐野研二郎氏が「身近な素材を使って」、佐野氏の妻が「ゼロベースから作ることはない」と説明しているのは、このことを指しています。

私がグラフィック・デザイナーと組んでいた約四半世紀前には、パソコンを使うデザイナーは殆んどいなかったはずですし、インターネットが普及するのも後年のことです。
では、当時のデザイナーがどうやって素材を探していたかというと、内外の雑誌や書籍、各種印刷物などをどこからか探し出してくるのです。また、布地や千代紙の模様などをデザインに取り込むこともあります。イラストレーターや写真家の作風をよく把握しており、新しいイラストレーターを探して小さなギャラリーの個展などにも足を運びますし、どのレンタルフォトにどんなタイプの写真が充実しているのかも頭に入っています。文字の書体や配色なとは言うまでもなく専門分野。言わば、視覚全般に関するプロフェッショナルがグラフィック・デザイナーなのですね。